2005/6/19 焼石岳

今年初の本格登山です。


先週のリベンジをするべく、しつこく焼石岳にむかいました。

今回は天候にも恵まれ、無事に登ることができました!


中沼登山口を6時頃に出発。

すでに駐車場は7割方埋まっていました。

自家用車で来られた方々の他に、タクシーで来た方、マイクロバスで来た団体さんなどが確認できました。

N家は団体さん(30名くらい!)の後にのぼりました。

(その後道をゆずって下さいましたが・・・)

中沼より、残雪の山々を望む。

登り始めて50分ほどで中沼に到着。

全行程の中で一番登りがきつく、どろどろ悪路のため手こずりました。

透明な沼の水で顔を洗ったあと、今度は上沼へ向けて出発。


さらにグレードアップした悪路(というより沢の中)を歩き、30分弱で上沼に着きました。

ここには木道沿いにミツガシワやミズバショウ・リュウキンカ・ハクサンチドリ(多分)、そして巨大なコバイケイソウがありました。

そして再び沢&雪渓歩きをして避難小屋と銀明水(水場)をめざしました。


避難小屋の側にあると思われた銀明水。場所が分からずうろうろしていたら、避難小屋の下にある休憩所(ベンチ)の側に発見しました。もっとすごい所から水が出ているのかと思っていたら、かなり地味に流れ出ていました。(小岩井ファームのひしゃく付き!)

避難小屋は簡易水洗トイレまであり、なかなか快適そうでした。しかし、銀明水を通り過ぎて少し雪渓を登り、後ろを振り返るまで避難小屋の存在に気付きませんでした。冬場も使えそうな小屋ですが、冬にここまで登ってくるのは大変です。


大き目の雪渓を3つ登ると、ちらほらと「高山植物!」があらわれてきました。

こうなると棒のような足は羽根が生えたかのように軽快になり、訳の分からないおたけび(?)をあげながら花に突進します。

姥石平に近づくにつれ、お花密度もどんどん上がっていきました。

ハクサンイチゲで真っ白になった姥石平を見て、N家の興奮度は最高値をマークしました。

(おおげさ??)

お花畑が延々と続き、どの花を撮れば良いものやらと贅沢な悩みまで抱えてしまいました。

ここではたくさんの方とすれ違いました。(100人はいたかも!)

姥石平で存分に写真を撮り山頂まで達したかのような充実感を得たN家は、その後本当の頂上を踏むことなく下山しました。


今回のお花。

シラネアオイ(色々)

リュウキンカ(中沼・上沼など湿地)

ハクサンチドリ?(中沼・上沼など湿地)

ミツガシワ(中沼・上沼など湿地)

 ベニバナイチゴ(姥石平手前の岩場)

 オオバキスミ(姥石平手前の岩場)

イワカガミ(姥石平)

 タカネシオガマ(姥石平)

ユキワリソウ(姥石平)

チングルマ(姥石平)

ヒナザクラ(姥石平)

ミヤマキンバイ(姥石平)


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N家的生活

N家的生活は福島県を中心に、テレマークスキーのツアーレポート、山と湿原の花巡りをメインとしたアウトドア日記を掲載しています。