2008/5/18 口太山

花シーズンに向けて練習開始。



郡山近郊の山も次々と山開きとなり、花のシーズンが到来です。

本格的な花シーズンに入る前にまずは軽めの山から徐々に体を慣らして行こうと、今日は旧東和町と川俣町の間にある口太山に行ってきました。


口太山の山名は「朽ち人」に由来し、昔は姥捨て山であったとのこと。ちょっと寂しい過去を持った山です。


口太山のへは国道349号線を北上し、口太山トンネルを抜けてすぐのところ「口太山登山道入口」の小さな看板があるので、そこを右折し集落を奥まで進むと駐車場があります。


その奥には舗装されていない狭い道が続いており、1軒家を通り過ぎると第1駐車場+キャンプ場が現れ、登山口到着。

下の駐車場から第1駐車場までは歩いて10分ほどの距離なので、乗用車は下の駐車場に停めるのが良いです。


今回N家は行きに尾根コース(上級コースらしい)、帰りは猿滑りの滝コース(初級者コース)を使いました。

尾根コース歩き始めてすぐにニリンソウの群生とエンレイソウを発見。幸先がいいと思っていたらその先は林の滑りやすい土の上に急斜面で結構キツイ。

確かに上級コースかも。。。

登山道の脇にはチゴユリ、ギンリョウソウ。

ギンリョウソウはもう少し遅い時期のはずですが、今年は暖かかったので少し早いのかな?

急な坂道を登っていくと、やがて小さなステンレスの鳥居が現れ、その後すぐに山頂に出ました。

山頂は芝のキレイな公園になっています。

はるぞうはストックワークの練習に夢中。

下りは予定通り初心者コース。

こちらはさすが初心者コースだけあって、傾斜も緩く、のんびり花を見ながら下れました。


山頂下の迷い平と名付けられている林ではヒトリシズカ、白花のエンレイソウが咲いていました。

登る人の為には看板は整備されているようでしたが、下る人向けの看板は無い様で、下っている途中に作業道との分岐がありましたが、枝を2,3本道を塞ぐように置いているだけ。

気をつけていれば大丈夫ですが踏み越えて真っ直ぐ行くと・・・・。

行きの急坂は予想以上でしたが、午前中に花を見て帰ってこれる手軽さは魅力です。


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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50,000(地図画像)、数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平17総使、第287号)

N家的生活

N家的生活は福島県を中心に、テレマークスキーのツアーレポート、山と湿原の花巡りをメインとしたアウトドア日記を掲載しています。