2005/6/5 南蔵王(芝草平)

ウキウキの高山植物&高山湿原ツアーのつもりが・・・。


「6月に入ったし、そろそろ高山植物が見たいなー」ということで、今年の残雪の多さから考えると若干早い気もしますが、思い切って南蔵王へ足を運ぶことにしました。

前日には、蔵王近辺の方のHPより「5月24日に高山植物を見にハイカーが来ている」旨の情報をたけが入手し、N家のボルテージも一気に上昇。

いったい何の花を見に来ていたのか?と一瞬疑問らしきものも頭をよぎりましたが、それよりも知三朗の脳裏には高山湿原に咲き乱れる花々がしっかりと占められていました。


刈田峠の登山口に7時半頃到着。

・・・ガスっていて、何が何だかわかりません!

ガスが晴れないものか時間を潰すも、結局天気がスッキリしないまま8時半頃登山開始。


登山道は普通に雪が残っていました。

足跡が大量にあり、迷うことは無さそうです。

(滑れそうな斜面もいくつか・・・!)

N家も皆さんが付けてくれた跡を辿って歩きました。

途中、雪道か、雪解け水が流れ込んでドロドロになった道(所々粘土質)か、風が強い岩場か、あまり撰びたくない道ばかりが続きました。

キツイ登りや危険なところはありませんが、スパッツのような泥除けがあると楽だと思います。

強風の為か木が折れているのもいくつかありました。

左の写真はその中でも最大です。杉の木(?)が登山道を完全に塞いでいました。

ちょうど足元が粘土質で滑りやすかったので、慎重に枝を払いながら進みました。

歩き始めておよそ1時間半で芝草平に到着。

半分雪に覆われていて、もちろん妄想していたお花畑などどこにもありませんでした(泣)

お花畑の代わりに、咲き始めのショウジョウバカマが1、2株ほどありました。

湿原には残念ながらお花がありませんでしたが、登山道脇にはミツバオウレン(写真上)をはじめ、ヒメイチゲ・ミネザクラ・コケモモ系の花が咲き、楽しく歩くことができました。

※ちなみにゴゼンタチバナはまだ葉っぱだけの状態でした。


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N家的生活

N家的生活は福島県を中心に、テレマークスキーのツアーレポート、山と湿原の花巡りをメインとしたアウトドア日記を掲載しています。