2006/8/19 弥兵衛平(敗退)、いろは沼

登山口まで辿り着きませんでした。


当初、飯豊へ行くことを考えていましたが天気が怪しいので、近場で花が咲いていそうな弥兵衛平湿原へ行くことにしました。

弥兵衛平湿原までの最短コースを調べると大沢・吾妻山麓放牧場を通って立岩登山口から登るのが最も早そうだったのでそこから登ることに決定。

行ってみると登山口に辿り着けずに撤退となりました。

大沢地区から牧場に向けて車一台が通れる狭い舗装路を進むと沢にかかった橋の向こうに牧場のゲートがあります。米沢牛放牧中の為、扉は閉めて下さい。と書いてありますが、関係者以外立ち入り禁止では無いようなので、ゲートを開けて牧場内を進みます。牧場の監視小屋を過ぎて牧場を真っ直ぐに突っ切っていくと車が10台停められる駐車場があり、その先はガタガタ道でした。

今日は車高の低めのシビックなので慎重に侵入。

途中、水が流れ道路がえぐれていたり、大きな石があったり、路肩が崩落していたり。

更に先に進むとこの先土砂崩れ・崩落の危険があり通行止の看板がありました。

トラロープが張られていたようですが、ロープは道端に避けてあり、誰か入って行っているのか?

頑張ってここまできましたが、更に路面状態が悪化した上にUターンする場所も無いような状態になると二進も三進も行かなくなるので、車で登るのはここまでとし、この先は林道を歩こうと歩く準備を始めたところ、周りには親指ほどのでっかいアブが何匹も。

こりゃ敵わんと撤退決定。

ガタガタ道を何回か車の底をヒットさせながら下りました。

大沢地区から砂盛付近まで車で片道約45分。(登山口までは1時間ほど?)

牧場を過ぎると道が悪く、乗用車では行くことはお勧めしません。


アブがいない所から登ろうと思うと、天元台ロープウェーで標高を稼いでしまうのが一番と思い、大沢から白布温泉まで移動。

天元台のロープウェーとリフトを乗り継いで一気に標高1800mまで上がると当然アブはいません。

ここ数日の不順な天候でしっとりとしている中大巓北側の林間を30分ほど歩き、人形石経由で弥兵衛平湿原方面を目指しました。

出発が遅すぎて弥兵衛平湿原まで行っていては下りのロープウェイの時間に間に合わないので、今日はいろは沼まで。

いろは沼で珍しい花は無いか見て周りましたが、この時期かなり花の種類は限られていて、アキノキリンソウ、リンドウ、ウメバチソウが咲いている程度でした。

いろは沼方面へは人が少ないのか?登山道・木道が笹で覆われてしまっている箇所がありました。

アキノキリンソウ

リンドウ

シラネニンジン?

イグサ?

モウセンゴケ

イワイチョウ


藤十郎を少し巻いたところまで行って、東大巓と明月荘らしきものを確認した所でUターンし、帰りは中大巓を時計回りに帰ってきました。

中大巓の南斜面では若干ワタスゲが残っていました。

アザミ

カニコウモリ


大きなリンドウはつぼみもまだでしたが花は完全に秋のものに変わっていました。


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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50,000(地図画像)、数値地図25,000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平17総使、第287号)

N家的生活

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