2006/9/2 尾瀬沼・尾瀬ヶ原・桧枝岐歌舞伎

盛りだくさんでした。


御池の駐車場に前泊し早朝に出発の予定でしたが、起きたのが5:30.。

その後、出発の準備をしている間に6:00発のバスを乗り過ごしてしまい、

6:50発のバスに乗って沼山登山口へ行きました。

シーズンを外している為、6:00の段階でも御池の駐車場はガラガラの状態。

更におおかたの人が5:30,6:00のバスで出発して行ったので、

6:50発はバスもガラガラでした。

バスが沼山休憩所に到着すると早速登山口から登り始めました。

沼山峠まではキレイな木道が続いています。

朝の歩き初めなのでのんびりゆっくり登りました。

沼山峠付近にはイワシャジン?が咲いていましたが

ほとんどが終わりかけでした。

リンドウはこれからといったところ。

沼山峠を下ると夏場はニッコウキスゲがキレイな大江湿原が現れますが、今の時期はほとんど花は無く、ようやく木道沿いにオゼミズギクを見つけました。

尾瀬沼のビジターセンターに近づいていくと、

大量のトリカブト。

トリカブトなんてすごく珍しいものだと思っていましたが、

今となってはごくごく普通・・・・・。

しばらく歩くと尾瀬沼の畔にある沼尻休憩所に到着。

沼尻休憩所からは白砂峠を越えるまでは足場が悪くなりますが、

途中からまたキレイな木道に戻り、しばらく歩くと見晴に到着。

途中の小さな湿原では白い小さな花とチングルマの果穂が木道沿いにありました。

見晴の弥四郎清水で水を汲んでいつもの棒ラーメンで早めの昼食。

トイレを借りようと野営場に行ってみると炊事場の屋根が崩落していました。雪のせいだそうです。

ちょっと早い昼食のあと、本当は竜宮~ヨッピ橋~東電小屋~温泉小屋と回りたかったのですが、東電小屋の先の橋が通行できないとのことで、今回は竜宮まで行って そのまま見晴へUターンしてくることにしました。

今回の行程の中では見晴付近が最も花が豊富。といってもウメバチソウにアザミオゼミズギク、その他????程度。

見晴からは春に滑った至仏山を正面に見ながら

「ムジナ沢はやっぱいいな~」なんて思いながら、

尾瀬ヶ原の中を真っ直ぐ貫く木道を進むと30分ほどで竜宮小屋へ到着。

花・紅葉のシーズンをちょうどはずしている為、

すれ違う人もまばら。

風が涼しくとても気持ちよかったです。

ちょうどお昼時だからか?鳩待からの方が人出が多いのか?

こちらの方が見晴より賑わいがありました。

竜宮から引き返してくると今度は燧ケ岳が正面になります。

こちらから見る燧ケ岳はかなりの標高差と急斜面。

こちらは「ちょっと滑るにはキツイな~」「登るのはやだな~」といった感じ。

同じ道を見晴まで引き返してきたら

今度は見晴から温泉小屋方面へ。

温泉小屋を超えるとすぐに燧裏林道を進むか、

滝を見に行くかの分岐にあたります。

滝コースは鎖場・ハシゴありでアップダウンがあり、遠回り。

今までは雨の後で道も悪いし、ハシゴで滑ると嫌だし、と

理由をつけて近道の燧裏林道へ行ってましたが、

今回は空は快晴。時間も十分あり。

滝コースを拒む理由も無く、初の滝コースへ行ってみました。

分岐を過ぎていきなりキツメの下り坂。

その後、若干のアップダウンとハシゴを通過。

雨が降った後は木製のハシゴは滑って大変そうですが、

今回は特に問題なく通過し平滑ノ滝へ到着。

滝というよりは大きな岩盤の上を流れる水。

全然迫力が無くって拍子抜けでした。

雪融けシーズンに行けばもっとすごいのか?

その後、またまたアップダウンを繰り返して、三条ノ滝方面へ。

三条ノ滝へ向うか、そのまま御池方面へ行くかの分岐までくると

滝はもうすぐ。

三条ノ滝は以前一度行ったことがありましたが、せっかくなので寄ってみました。

御池からの観光客も多く訪れており、手ぶら・スニーカーの人とも結構すれ違います。

御池から三条ノ滝は往復4時間はかかるので手ぶらはどうかと思いますが、

観光地の気分なのでしょうね。

三条ノ滝を見た後は燧裏林道まで一気に登り返し。

これが結構堪える。

これが嫌で滝コースは遠慮したかったのですが、

来てしまったら登るしかない・・・・・・

坂を登りきったらあとはシボ沢のつり橋で一休みした他は

燧裏林道を黙々と歩いて御池に到着しました。

途中の横田代も上田代も草紅葉にはまだまだといった感じです。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50,000(地図画像)、数値地図25,000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平17総使、第287号)



御池まで戻ってきたら次は桧枝岐歌舞伎鑑賞。

村内へ戻ってくると桧枝岐小学校の入口に

『歌舞伎参観者用駐車場』の看板があり、

小学校のグランドに車を停めさせせてもらいましたした。

歌舞伎は

 開場:17:30

 開演:18:30

まだまだ時間があるので、燧の湯に入り汗を流して、軽く夕飯。

16時頃からカメラに三脚を持ったそれっぽい人がうろうろしており、

17時頃には入口前に50人近い行列が出来ていました。

座席は早い者勝ちなので、できるだけ早く並んで見やすい位置を確保しようと

早速、その行列に並んで順番待ち。

お陰で石段の席の最前列を確保できました。

歌舞伎はとっても面白くてまた別の演題があったら見に行きたいと思います。

役者さんがプロでなく村の人というところがすごくいい味が出ていました。

ゼヒ機会があればご覧になってみて下さい。


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N家的生活

N家的生活は福島県を中心に、テレマークスキーのツアーレポート、山と湿原の花巡りをメインとしたアウトドア日記を掲載しています。